がじゅぺけ日記

ガジュマルを育てられない(枯らしかけた)がじゅぺけがお送りする日記

【書籍】【自己分析】Twitterでなぜ自分だけが劣っているように感じるか【結論:目立つ人に引っ張られ誤解してます!】

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がじゅぺけです。

 

最近やれブログ収入やらアフィリエイトやらフォロワー数を伸ばす、などと調べているせいで、

 

「フォロワー数3000人突破しました!!」

 

アフィリエイト収入3万円行きました!」

 

という他の方のツイートを見るたびに、すごいなぁという気持ち半分と自分がやってることって意味あるんかなぁ。。向いてないんかなぁ、、なんて考えることがよくあり、いわゆるブログ鬱、Twitter鬱になりかけている今日この頃です。

 

しかし最近、読んでいる本から、自分がよく陥りがちな思考にハマってしまっていることに気づきました。自分の状況が理解できると、気持ちが一気に楽になる感じがあって、たぶん同じように悩まれている人がいるんじゃないかな、と思い今回記事にしてみた次第です。

 

【私が読んだ本】


 

 

 

結論:劣ってないです。勘違いしてるだけ

先述した人間の思考の傾向、癖として言われているものの中に、目立つ人(有名人やたくさん発信をしている人)の情報にバイアスを受けてしまう、というものがあります。

 

つまり、目立つ人ばかりに目が行ってしまい、自分と同じ境遇の人やあるいはスタートラインに立ってすらいない人がさらにたくさんいる事実に目を向けられていないのです。 

 

だいたい、始めたタイミングだって基本的には異なるわけで、直接比較できる人なんてまぁあんまりいないわけです。自分より後に始めたのにすごい伸びてる人とかもいますが、背景としてどういうことをやられてきた方なのか何にも知らずに比較して落ち込むっていうのはあまり意味がある行為ではないかもしれません。

 

というわけで、特に劣ってない、と自分を納得させることとしました(笑)

 

自分自身がそんな風に偏った考え方になびいてたんじゃなかろうか、という風に認識できるだけで、「あぁなんだ、自分は今から積み上げていけばいいじゃないか。これから頑張っていこう」、と単純な僕は納得したわけですが、他の人にもそう思ってもらえたらうれしいです。

 

以降でこの認知バイアス効果と、関連するアンカリング効果について触れたいと思います。

認知バイアス効果:人間は有名な人や発信している人の情報に思考がバイアスを受ける

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先述の書籍から具体例を引用されていただきます。

ある実験では、著名な男性と女性の名前を記したリストを、異なるグループに分けられた回答者に読んで聞かせたことがある。この実験の目的は伏せられたままで、それぞれの名前リストには同数の男女の名が並んでいた。

だが、リストによっては、男性の方がより有名だったり、反対に女性の方がより有名だったりと、載せる名前の組み合わせを変えてあった。それから回答者は、各リストに掲載されていた名前の男女比をだいたいの割合で答えるように求められた。より有名な男性名の載ったリストを聞かされた回答者は男性の数がより多かったと思ったし、逆に、より有名な女性名の載ったリストを聞かされた回答者は、女性の数がより多かったと解釈していた。

 

ハーバード・ビジネス・レビュー意思決定論文ベスト10 意思決定の教科書, 第1章より引用 

 

 つまり、私たちは無意識のうちに自分の記憶している情報にバイアスを受けてながら思考してしまっているのです。打ち合わせとかでも、自分が知らない専門用語で話している話ってあんまり耳に入らないですが、自分が知っている単語が出るだけでなんとなく印象に残ったりしますよね。

 

もし、そのバイアスが自分にとって不利に働いている、と思われるのであれば今の考え方を改めてもいいのかもしれません。

 

そして、ここに気づくことができたのであれば、認知バイアスを受けないように防衛することも可能なはずです。例えば、自分が考えていることが、過度に有名な事象に囚われていないか、公平に考えることができているか、など意識することで、認知バイアスにかかることを防ぐことができます。

 

アンカリング効果:【目標値】など先に提示された情報に思考がバイアスを受ける

 

先ほどの例:

「フォロワー数3000人突破しました!!」

 

この3000人、という数字がアンカーとなってしまい、この数字を基準に物事を考えてしまう現象を「アンカリング効果」と言います。

数字だけでなく、他にも提示された条件や、色など様々なことがアンカーとなって思考に影響を及ぼしてきます。当たり前、と言えば当たり前ではあるのですが自分がアンカリング効果に陥っていることを自覚できることこそが重要だと考えます。

 

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他の例で言わせていただくと、最近noteを使ってTwitterのフォロワー数を増やすコツ、などを有料記事として販売されている方がいらっしゃいますよね。

そういった方の中で、「本日限定、半額で有料記事がよめてしまいます!」みたいなセールを行う人がいます。おぉ、半額なら買ってみるか、と思った方はアンカリングの罠にはまっているといえます。

 

なぜなら、その記事の価値、というのはもともとの価格だけの価値があるかどうかなんてわからないからです。元の金額がアンカーとなって、思考の基準がそこにおかれてしまうことでその記事を安い、と感じてしまうと考えられます。本来であれば、その発行されている方の他の出版物やSNSなどを確認し、信用に足る方であれば元の値段でも購入すればいいと思います。

 

誤解のないように申し上げると、その売り方が悪いとは決して思いません。むしろうまいやり方だと個人的には思います。このようにアンカリング効果は使いようによっては有効に活用することもできるようです。

 

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例えば、今回のやり方もそうですが、少し違う角度から考えると自分の状態を制御するためにだってアンカリング効果は活用することができるようです。

以下の記事では、イチローが使っているアンカリング効果について記載がありました。

アンカリングの一例として挙げられるのは、プロ野球選手のイチロー選手が打席に入るときの動作です。

イチロー選手は、打席に向かう時決まった足から一歩を踏み出し、打席に立った時は腕を前に向けるポーズをとります。この一連のプロセスを通じて、高いパフォーマンスを発揮できた時の状態を体に導きだしているのです。

 

アンカリング:NLPワーク/NLP 日本NLP協会 公式サイト・神経言語プログラミング

 

 

このようにうまく使えば、自分の最高の状態を引き出すためにもアンカリングは使えます。なんかブログを書く気が起きないな、というとき、筆が乗っているときに流す音楽やブログを書き始めるときのルーティン動作を決めることでアンカリング効果をきたいできるかも!?(チャーチャチャ―♪チャーチャチャ―♪)

 

 今回気づきを得た本の紹介を少しだけ。。

実はまだ全部読み切れていないのですが、本の紹介を最後に少しだけさせてください。人間は「意思決定」を行う際に内外の情報などから無意識にバイアスを受けてしまっています。本書はそのような人間の性質に行動経済学経営学など様々な視点から目を向けることで、その人間の性質を理解し、陥りがちな思考から脱却し、正しく意思決定するための一助になる良書だと思っています。

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陥りがちな思考を理解することで自己防衛できる!