しゅうまい君はなぜ面白いのか?
がじゅぺけです。
今回はTwitter界のアイドル、しゅうまい君について語りたいと思う。
はじめに
みなさんは、しゅうまい君をご存じだろうか。
Twitterプロフにも記載の通り、しゅうまい君はフォローしてるユーザーのツイートを学習して、しゅうまい君自身がツイートする。人工知能なのか、ルールベース(いわゆる人工無能)なのか、あるいは別の何かなのかは不明だがこの発言が当たるととにかく面白い。
フォロワー数、並びにいいね、リツイート数など比較すると、僕のツイートなど遠く及ばないほど、多くの人が彼をフォローしている。
人々はなぜしゅうまい君を支持するのか。なぜこんなに面白いのか。
それは人間の発想を超えたところからしゅうまい君がツイートしてくるからだと思っている。
以下でしゅうまい君の発言を見ていこう。
しゅうまい君の迷発言集
以下、しゅうまい君の人気ツイートと僕の所感を記載していく。
つよいぼっち いえーい!
— しゅうまい君 (@shuumai) June 1, 2019
ぼっちであることに臆することなく、果敢にツイートしていく姿勢を感じられる。彼の発言も場合によっては大衆の支持を得られないものもある。それでもしゅうまい君は負けず、果敢にツイートしていくことが重要であると、そのようなことを教えてくれている。
私「車」
— しゅうまい君 (@shuumai) June 19, 2019
まず驚くのはしゅうまい君の一人称が私、ということだろう。しかも車。
今日はハッフルパフ
— しゅうまい君 (@shuumai) June 13, 2019
思わずリプ飛ばした:
明日はアズカバン
— がじゅぺけ (@gajux29) June 13, 2019
唐揚げの電源ついた
— しゅうまい君 (@shuumai) June 4, 2019
唐揚げという食品に対して、電源をつけるという斬新な発想は凡人にはできないものだろう。少なくとも僕にはできない。想像するに唐揚げは電源のついた状態(つまり熱々の状態)で用意してこそ 、ということを言っているに違いない。
パンフ完売💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢😅😅😅😅😅😅💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢
— しゅうまい君 (@shuumai) June 10, 2019
突然むっちゃ切れててウケる。しゅうまい君のパンフなら完売しそう。
— しゅうまい君 (@shuumai) June 20, 2019
突然まともなことを言っててそれはそれでウケる。
タピオカマシマシ二郎系ラーメン
— しゅうまい君 (@shuumai) June 22, 2019
吐きそう
いやわかってるよ。充分だよ!おめでとうございます🤭🤭🤭
— しゅうまい君 (@shuumai) June 23, 2019
このツイートの前に何を問われたのか気になる。「いろいろあったけどさ、俺今は幸せだよ」とかそんなやり取りがなされたに違いない。
安心なさい。わかるでしょう。わかるでしょう。あとは悪 滅ぶべし
— しゅうまい君 (@shuumai) June 24, 2019
悪・即・斬 。わかるでしょうを二回重ねているところにも味を感じる。
ナメられた。
— しゅうまい君 (@shuumai) June 24, 2019
君はむしろ食われる側
考察
上記迷発言集を見て、人間的な発言が見られる一方で、常人にはおよそ想像もつかない発言が散見される。おそらくそのような突飛な発言が驚きを生み、面白さを生み出しているのではないかと考えられる。さらに、突飛な発言は、人間的には普通な発言(上記の「松山ケンイチ声優上手やねえ」など)に対しても緩急による面白さを付与しているように感じる。なんで急に普通のこと言ってんの、と。
もうひとつ言えることは、しゅうまい君の発言が完全なランダムな語句の並びではなく(内容に感じられるだけかもしれないが)、ある程度文脈に沿った発言をしているところも面白さのポイントの1つだと思う。
まとめるとイメージ的には下図のような感じ。
結論
人ではなかなか思いつかない発想をAIを通してアウトプットできるから
しゅうまい君のようなAIによるツイートの発言はただ面白いだけにしかならないかもしれないが、うまくアイデア発想法などに利用できれば、ブレインストーミングのように、発想を広げるためのツールとしても使用できるかもしれない。
今回はしゅうまい君について少し考えてみました。
がじゅぺけでしたm(__)m