僕が思うジョブズの伝えたかったこと
がじゅぺけです。
今日の夜こんなツイートを見ました。
このスピーチでジョブズ氏は3つのことについて語ってます。
— Sangmin @ChoimiraiSchool (@gijigae) June 12, 2019
① Connecting the dots:点と点をつなげる
② About love and loss:愛と敗北
③ About death:そして、死について
動画とスピーチ全文をまとめましたので、まだの方はぜひ!https://t.co/0LhgjjSFg6
なるほど、あの有名なスタンフォード大学のスピーチは14年前のことだったようです。いつか視聴しようと思っていたので見てみることにしました。
もしお時間がある方は動画をご覧ください。
スティーブ・ジョブス スタンフォード大学卒業式辞 日本語字幕版 - YouTube
今回はスピーチの中で語られたことと、それに対して思うことを書いていきたいと思います。スピーチを聞きながらとったメモをベースに書いてるのでスピーチの内容と微妙にずれているところがあるかもしれませんが、ご承知おきを。。
ジョブズはスピーチの中で、3つのトピックスに触れています。まずは1つ目です。
点と点をつなぐ
要約
ジョブズは大学に入学したものの、家も貧しく、特にやりたいことがあったわけでもなかったため大学をやめることにした。やめると決めてから、単位関係なく好きな科目の授業を受けた。特にカリグラフィ(アート+書体のようなもの)がとても楽しく心の赴くままに勉強した。
引用元:http://freebies-db.com/free-calligraphic-font-italianno.html
10年後、ジョブズがMacintoshを作るときカリグラフィで学んだ書体の美しさ、重要性を思い出し、学んだすべての知識をMacに入れ込んだそうな。点と点がつながった瞬間だ。
自分の直感、心のままに動け。
先を読んで点をつなぐことはできない。自分の心に従うことこそ大事なんだ。
思うこと
ジョブズがカリグラフィの勉強を大学でしたことを「点」と表現してますが、その点って実はかなり深いように感じられます。。
僕もいろいろなことに興味が分散するタイプで、いろいろ手を出してしまう部分はあるものの、すべてが浅いため、昔勉強したことが将来生かせそうなチャンスに恵まれたとしても、その知識を生かし、本当に点をつなぐことができるのか不安になりました。。
後半の「点」は実際の場面、チャンスのことだと思います。こちらも同じくチャンスに恵まれる場所に身を置かないと点をつなぐことができないということですね。
自分の仕事は楽しく、チャンスもいくらでも取りに行ける環境に身を置いていると思っていますが、僕自身が自分で動けていない気がしてならない。。
自分の心に従う
僕は怠惰です。基本だらだらしたい、ゲームもしたい。漫画も読みたい。
ここでいう自分の心に従う、というのはこういうことじゃない気がしていて、あるいはゲームでも、漫画でも突き詰めればそれでもいいのかもしれません。ゲームのどんなところが好きなのか、もっと好きになるにはどうすればいればいいのか、周りの人にも好きになってもらうにはどうすればいいか、なんて考えて勉強すると「点」につながるのかもしれませんね。
愛と敗北
要約
ジョブズは30歳の時に、自分が作った会社なのにクビになってしまった。その時はとにかく苦しかったが、仕事を愛していたのは変わらなかったので、また頑張ることができた。そしてピクサーを設立し、今の奥さんと出会い結婚。
会社から追い出されたからこそ、今の自分がある。続けられたのは仕事を愛していたたから。
ひとつの場所に固まっていてはいけない。
好きなものを探せ。
思うこと
好きなことがないわけではないけど、立ち止まってしまっている自分がいる気がしています。同じ場所にとどまっているのはすごく気持ち的に楽。なんだけど、だんだんルーティンワークになってしまい、学べることが少なくなっていってるように感じます。
どんどん新しいことにチャレンジして、自分の声に耳を澄ますようにしていきます。
敗北について
僕は全力投球で何かに打ち込んだことがほとんどありません。
それはどこかで敗北を恐れているから。全力で打ち込んでいないわけだから負けても仕方ない、という言い訳ができるようにするためですね。なので、ジョブズが全力で立ち上げた会社から裏切られるショックの大きさは想像もつきません。
妻が突然外に男を作り、子どもと出て行ってしまうくらいだろうか。。
死について
要約
ジョブズは朝起きるといつも自分自身に問いかけていることがある:
今日が人生最後の日だとしたら今日やる予定のことは本当にやりたいことか
である。数日ノーが続くならやることをかえたほうがいいかもしれない。時間は有限なんだ。自分の心に従え。
死から逃れたものは一人もいない。そうあるべきなんだ。
時間は限られている。無駄にしてはだめだ。
心や直感に従って生きろ。
Stay hungry, Stay foolish.
思うこと
倫理の授業でメメントモリについて習ったことを思い出しました。考え方としてはこれに近いのでしょうね。
メメント・モリ(羅: memento mori)は、ラテン語で「自分が(いつか)必ず死ぬことを忘れるな」、「死を忘るなかれ」という意味の警句。芸術作品のモチーフとして広く使われる。
率直に言って、今日が人生最後の日、ということを想像できません。
人生最後の日に何をしたい?と問われても、どんな選択も間違っているような気がしてしまうからです。
仕事、勉強、これらは未来があること前提でそのためにやっていることだと思ってます。
家族と一緒にいること、の方が選択としてはしっくりきますが、だからと言って、ずっと家族と一緒にいるのは違う気がする。。
自分の有限な時間を費やすのに価値があることをやれているかどうか、
というだと思います。
全体
一貫してスピーチの中で言われているのは、心の赴くままに行動しろ、時間を無駄にするな、ということです。
裏を返せば、非常に多くの人が自分の思った通りに行動できていない、という現実をジョブズは知っていたんだと思います。
何の制約もなく心の赴くままに何かができるのは、せいぜい大学生くらいまでで、社会人になってからは会社に勤め、家族ができ、多くのしがらみを抱えてしまい自由には動けなくなるから。
でもそんな理由自体も、実は自分に対しての言い訳で、自分の心のままに動くことで批判を受けたり、損をすることを恐れているのが、少なくとも僕の本音です。
ブログをはじめたり、Twitterを始めたのもその辺の考え方を改めて、いろんなことにチャレンジしていきたい、という思いからでした。
すぐには変わることは難しいかもしれませんが、少しずつトライしていきます。
がじゅぺけでしたm(__)m